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顎関節症の原因

「顎関節症」の原因(おおよその原因と病態)

ここでは顎関節症のおおよその原因と、病態についてまとめました。

Phase1 - 異常な咬み合わせ

ブラキシズム(歯ぎしりなどに代表される咬合習癖)

睡眠時や覚醒時を問わず、歯を動的、若しくは静的にすり合せたり、噛み締めたりする非機能性咬合習癖のことです。ブラキシズムは次の3つの型に分類されています。

①グラインディング(歯ぎしり)寝ている時

グラインディング(歯ぎしり)は、咬合異常とは関係なく生じ、歯が移動したり、歯が削れたり、歯が割れたりといった具合に歯を破壊してしまいます。また、顎関節に著しい負担を与え、顎関節症へとつながっていきます。これは歯ぎしりの強い力で、歯が移動してしまったり、歯が摩耗してしまうからです。

噛む力

ライオン
310kg
サメ
280kg
シェパード
200kg
人間
72.9kg

歯ぎしり

歯ぎしりしているとき 293.1kg

歯が移動してしまったり、歯が摩耗してしまうことで不正な咬み合わせも発生することになります。
このことにより、第三の関節である歯と歯の咬み合わせを合わせるために、顎の位置がずれて、そのことにより関節円盤の前方転移をおこしやすい状態が作り出されます。

②クレンチング(噛みしめ)寝ている時・起きている時

クレンチング(噛みしめ)は、何かに夢中になっている時や、緊張しているときに、無意識に噛みしめてしまうことをいいます。

通常、何もしていない時には、歯と歯は接していないのですが、持続的に噛みしめる癖があると、たとえその力が小さかったとしても、顎関節に非可逆的な変化をもたらすことになります。

また、噛みしめは咬頭嵌合位のみでおこるのではなく、前歯や横へずらして噛みしめたりするような位置での噛みしめも存在します。噛みしめ方によっては、片側の下顎頭が持続的に変位した位置で力を受け、このことにより下顎頭が強い力を受けたりしやすい状態が作り出されます。このように、異常な咬み合わせは、顎関節症を発症する大きな因子となりうるのです。

③タッピング(カチカチ)寝ている時

タッピングとは、上下の歯をカチカチと鳴らすことです。
これは寝ている時にも起こります。

咬合干渉(こうごうかんしょう)

悪いかみ合わせの場合
①早期接触(そうきせっしょく)
顎を閉じていき、咬頭嵌合位(こうとうかんごうい)に至るまでに、ある歯が他の歯よりも先に接触する状態。(口を開けた状態から噛んでもらったとき、揺さぶられる歯がある状態)
②咬頭干渉(こうとうかんしょう)
咬頭嵌合位から、顎を側方運動をしたときに、ある歯の咬頭が強く干渉している状態。(口を閉じた状態から左右に歯ぎしりの動きをしたとき、揺さぶられる歯がある状態)

顎関節は、非常に特殊な関節で、顎の骨は、頭蓋骨からブランコのようにぶら下がっており、頭骸骨と接している左右二つの関節からなります。さらに、咬み合わせた時には、歯と歯の咬み合わせが、第三の関節の役割を果たすので、右の関節、左の関節、歯と歯の咬み合わせという関節、これら3つが正常に働いていなければ、どこかに余計な負担がかかることになります。

不正な咬み合わせがあると、第三の関節である歯と歯の咬み合わせを合わせるために、顎の位置がずれて、そのことにより関節円盤の前方転移をおこしやすい状態が作り出されます。

このように、「ブラキシズム」や「咬合干渉」などの“異常な咬み合わせ”は、顎関節症を発症する大きな因子となりうるのです。

Phase2 - 筋肉まわりの問題

咬合異常による機械的なストレスや精神的なストレスが慢性的に加わり続けることによって、咀嚼筋やその周りの筋肉に過度な緊張が続き、そのことで、あごの筋肉まわりの問題からくる顎関節症が引き起こされます。咀嚼筋の部分の痛みや、それに伴う運動機能障害がでます。この痛みは、顎のまわりだけでなく、頭や肩、背中や腰、ときに指先や足にまで及ぶことがあります。

Phase3 - 顎の関節まわりの問題、顎関節内障への移行

咀嚼筋の過度な緊張状態が続くと、下顎頭が変位したり、歯が移動したりしてきます。これによって、咬合が変化したり、関節円板を前方に押し出す力が継続的に発生するようになります。その結果、関節円板が前方にずれてきてしまいます。つまり、顎に音が鳴る、顎が痛む、口が開かないなどの症状を伴い「顎関節内障」へと移行してきます。

Phase4 - 顎関節症が末期的に進行した場合

変形性関節症と呼ばれるような状態まで進行してしまうと、関節は変形し、骨と骨とが接触した状態が生じ、上下の歯が触れただけで、激烈に痛むといったケースもありあります。

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