札幌 中央区 札幌駅前 顎関節症の治療を専門性高く得意とする歯科 「丸山歯科医院」へ

顎関節症の検査・診断

「顎関節症」の診査・診断

患者様の主な症状の訴え(主訴)や、既往歴・現病歴、現症などを確認していきます。その他、口腔内写真、下顎運動の計測などを行います。

Step1 - 患者様からのヒアリング

患者様の主な症状の訴え(主訴)や、既往歴・現病歴、現症などを確認し、顎関節症プロトコールに記載していきます。その他、口腔内写真、下顎運動の計測結果などを記録していきます。

Step2 - 既往歴の確認

過去にどのような病気をしたことがあるかをお聞きいたします。これは他の病気との鑑別を行うために重要な項目となります。

Step3 - 現病歴の確認

顎関節の雑音が「コキッ」とした音なのか「ザリザリ」「ボリボリ」とした音なのか。その他発症からの経過などをお聞きいたします。

Step4 - 現症の確認(ドーソン法)

関節雑音の確認、痛みのある部位の確認、咀嚼筋の触診、顎関節部の触診、ドーソン法による関節包内部の異常の確認などを行います。

Step5 - レントゲン撮影

顎関節の状態を詳細にお調べします。左右の関節頭の形が変形している場合は、CT撮影による検査を行います。患者様に現在の状況を詳しくご説明することで、原因と結果を把握していただきます。

「ドーソン法」について

中心位を臨床に採用することは、顎関節症の治療や正しい咬み合わせを作るために不可欠なのですが、これを導き出すのは容易なことではありません。また、中心位の定義は様々で、採得する方法も多種多様です。

その中でドーソン法は、確実で、世界的に認められている方法です。これまで行われてきた、感覚に頼るだけのものではなく、咬合理論に基づいた方法であり、多くの臨床実績を上げている方法です。

ピーター・E・ドーソン博士は、アメリカの歯科医師で、アメリカの歯科の歴史の中で、最も影響力のある歯科医師の一人です。13の言語で出版された、咬合問題の治療についての世界的に権威のある著書を執筆しています。顎関節症をはじめとする歯科領域の疾患の多くが咬み合わせが原因となっていることに着目し、咬み合わせの診査法である「ドーソン法」を生み出しました。丸山歯科医院では、この「ドーソン法」を用いた診査を行っています。